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河野太郎 元気になる高齢者住宅 建築流儀.comはアーキッシュギャラリーによる運営です

元気になる高齢者住宅
作品番号 3084【兵庫県三木市】
Elderly housing

迷わないという作り方

高齢者の施設に限らず、大きい建物ではマンションなどのように繰り返し同じ空間が並べられたものが多くなりがちです。今回、元社員寮であった建物を高齢者向けの住宅にリノベーションを行いました。例に違わず、同じ間取りの繰り返しで、かつ、建物がL字型をした少し複雑な形状、構成の建物でした。そこで、建物の棟ごと、階層ごとに色分けを行い、サイン計画のデザイナーと一緒に認識しやすい「迷わない!」をテーマに色彩計画を行いました。各居室群は春夏秋冬をテーマに色分けを行い、四季に沿ったロゴマークも作成しました。また、デイサービスや食堂、大浴場などのパブリックゾーンも一目で認識できる計画としています。
建物という器を作るだけでなく、実際に使われる方々の目線に立って初期段階から多くの専門分野の方々とディスカッションを行うことで、「迷わない」空間作りができたと思います。また、色使いが功を奏して「元気がでる建物だ!」と入居者様方からのお声を頂きます。

空間工房 用舎行蔵
河野太郎
TARO KONO

Data

作品番号3084
エリア兵庫県三木市
規模・構造RC造 3階建
敷地面積1512.56 ㎡
延床面積サ高住 1213.24㎡
デイ 325.75㎡
施工ビルド・ワークス
        

[Photo:岡田大次郎]


輻射式冷暖房パネル、無風の快適な温湿度調節が可能な空調システム

この建物には、エレベーターが設置されておりませんでした。今回のリノベーションでは、高齢者住宅の用に供するする上で、エレベーターの設置が不可欠でした。そのため、限られた空地に建てられたEV棟は非常に細長く、背の高い建物になりました。塔状比(建物の間口と高さとの比)が大きくなり、不安定な構造物になりがちな困難な計画でしたが、構造設計家の尽力により見事に解決されております。
また、輻射式冷暖房パネルを採用し、無風の快適な温湿度調整がなされた空調システムを採用しています。乾燥を防ぎ、ウィルスの繁殖を抑制する効果が期待でき、インフルエンザを初め、様々な風邪の流行を防ぐことを期待しています。さらに、イニシャルコストは高いですが、ランニングコストが低く抑えられることから個室を除くパブリックゾーン全てに採用の運びとなりました。全館、均質な温湿度管理が施された快適な空間を提供しています。

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