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森吉直剛 VILLA BOOMERANG 建築流儀.comはアーキッシュギャラリーによる運営です

VILLA BOOMERANG
作品番号 1076【山梨県北杜市】
Villa

自然を緩やかに囲うこと

敷地は八ヶ岳の南麓付近、標高約1000Mに位置します。都心に住むクライアントの要望は、家族や友人と広い土地を使って自然を存分に楽しめる週末住宅でした。まず敷地全体を緩やかに囲うことを考えました。囲い込むのではなくて「緩やかに囲う」ことによって目指したのは、敷地を視覚的に自分の領域として認識できるようにしながらも、閉鎖的でなく廻りの自然と馴染ませることでした。具体的には、リビングを中心に両手を伸ばすような変形コの字型(ブーメラン状)の平面形状としています。斜めの壁と片流れの大屋根は、室内から自然への視野角を広げて、建物と自然をバランス良く見せています。リビング、ダイニングの前にはリビングと同じくらい広いテラスが設けられていて、大屋根で全て覆われています。そうすることでこのテラスはリビングの延長として利用でき、木製建具を引き込むと室内外が一体となった空間となって、テラスではオリジナルで製作されたバーベキューコーナーを、室内では暖炉を囲んで楽しむことができます。プール状に製作された浴槽では、木々を見ながら数人ゆったりと入浴する事も出来ます。都内では得られない自然との一体感と数々の遊び心に満ちた週末住宅となっています。

森吉直剛アトリエ
森吉直剛
NAOTAKE MORIYOSHI

Data

作品番号1076
エリア山梨県北杜市
規模・構造木造2階建
敷地面積1300 ㎡
延床面積139 ㎡

[Photo:nacasa and partners inc.]


非日常性を演出する斜めの壁と大屋根、木で作る開口部の納まり

日常では壁が90度に交わる空間で暮らしているのが通常ですが、こちらは壁の交わりを鈍角にして日常とは違う空間体験が出来るようになっています。また片流れの大屋根が作る長い斜めのラインも非日常性を演出しています。これらを効果的に見せるために、木製の引込み窓や、軒天と交わるはめ殺しの窓の納まりは十分検討し、現場監理でも最新の注意を払いました。引込み窓はブラインドが見えないようにし、防寒の段差を設けながらも内外が一体に見えるように工夫しています。はめ殺しの窓は極力枠を小さくして視線が途切れないように見せています。また屋根の先端は屋根通気の穴をスリット状で設け、見付を小さくして納めることによって、斜めのラインがきれいに見えるように工夫しました。

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