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角直弘 岡崎の家 建築流儀.comはアーキッシュギャラリーによる運営です

岡崎の家
作品番号 3025【京都府京都市】
Japanese Modern

風致地区に建つ和とモダンを融合した住まい

京都市左京区、コンサートホールや美術館、コンサートホールなど文化施設の近くに位置し、住宅と商店などが混在する京都らしい町並みでの計画。風致地区や岡崎・南禅寺特別修景地域に指定され、外壁後退や特定勾配屋根など京都市内でも規制が厳しい地域である。
施主からの要望は、採光をしっかり確保すること、四季を通じて快適に過ごせること、家族で集えるリビング、風水を取入れた設計など…。多くの要素を取捨選択し試行錯誤の中で紡ぎ出された計画は個性的で使い勝手の良い配置となっている。風致地区内であるため、外観の階毎の分節など厳しい要求がある中でLDKを1.5階分の高さとし、大きな出窓を設けるたりすることで風致地区独特のプロポーションを崩し動きをつけています。建蔽率40%厳しい条件の中、大人6人の二世帯住宅として必要面積を確保し、LDKでは周辺からのプライバシーと通風を確保する為に高いルーバーに囲まれたバルコニーを視覚的に取込むことで空間に広がりを持たせ、開放的な空間としている。二世帯を分ける床には遮音材を採用したり、家族が独立した際には間仕切りを撤去して1室に出来るよう計画するなどライフスタイルの変化に対応した工夫もしている。

設計組織DNA
角直弘
NAOHIRO SUMI

Data

作品番号3025
エリア京都府京都市
規模・構造木造3階建て
敷地面積136.69 ㎡
延床面積164.56 ㎡
施工アーキッシュギャラリー

[Photo:冨田英次 杉野圭]


見えないところでがんばるディテール

木造3階建平入切妻屋根の建物を10メートル以下で抑えよう(10メートルを越えると日影図の検討、構造のピアチェック、条例関係の申請手間が増える)とした上で、各階の天井高さをゆったりとした高さに設定しようとすると、いきおい天井懐をいかに少なくしようということになる。ということで梁成をいかにおさえるかということ、各諸室にどういった天井高さを与え、そのメリハリをどうつけるかということなどがが重要になる。その上で各開口部を配置するのだが、イメージした理想の光の取り方と風致地区として必要となる庇、空間ボリュームとで干渉がおきる。そういった干渉を感じさせないために、構造フレームやその補強金物のがんばりによって干渉を解決し、美しく抑揚のある住空間を作り出すことができたと思う。美しいポーズを決めるために普段使わない筋肉を鍛え、携えるダンサーのようである。

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