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角直弘 伏見の家 建築流儀.comはアーキッシュギャラリーによる運営です

伏見の家
作品番号 3024【京都府京都市】
Simple Modern

切妻屋根のシンプルモダンな家

伏見桃山城・桓武天皇陵・明治天皇伏見桃山陵などの史跡と文教地区に囲まれた閑静な住宅地に位置し、景観条例によって京都の町並みを保全する地域内にある。
クライアントからの要望はシンプルモダンな外観・明るい室内・高い天井・掃除しやすい高さの窓・風水・京都の気候対策・・・etc。建蔽率50%指定の地域であり、景観条例などの厳しい制約がある中で、一度すべての要望を詰込み再構成した結果、リビングを中心としてスキップフロアで各部屋へと繋がる 配置の心地良い空間になった。
1階の下段は土留を兼ねた鉄筋コンクリート造、その他を木造とした混構造にて構成し、高低差のある土地の形状を生かしたスキップフロアとなっている。リビングとダイニングは中庭を囲む様にL型の配置となっており、中庭によって緩やかに隔てられた開放感のある空間。対照的にキッチン部分は籠もることができる場所として、ラワン板貼の壁によって遮られた落ち着いた雰囲気の空間とした。
風水の約束事で、家の中心に吹き抜けを作らないための工夫として、ラワン板貼の壁の中央部分が山折れした形状とし、LDK空間のアクセントになっている。外観は周囲との調和をはかり、重心の低いファサードとし、京町家の要素を残す様に切妻平入屋根とした。またセキュリティ面の要望で外部から内部の様子が伺えない様に、道路面に対して閉鎖的なデザインとした。その効果として、交通量の多い前面道路の騒音も、LDKでは感じられないほど静かでゆったりとした内部空間が出来た。

設計組織DNA
角直弘
NAOHIRO SUMI

Data

作品番号3024
エリア京都府京都市
規模・構造木造+一部RC造2階建て
敷地面積272.82 ㎡
延床面積213.32 ㎡
施工アーキッシュギャラリー

[Photo:杉野圭]


出隅の施工精度を高めることでシャープな印象に

前面道路側にRC造の躯体を設け、さらに擁壁と一体化させて、ファサードの一部としている。擁壁のエンドを鋭角にしたり。軒先をピン角にするなど端部のシャープ差を求めて施工してもらっている。内装のラワンは決して高価な材料ではないが、割付を変奏すること、やはり出隅の施工精度を求めること、さらに塗装の色、艶をイメージサンプル通り施工してもらうことで、チープどころかラグジュアリーな表現にもつながっている。

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