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村田基幸+安田綾香 LOOPCOURT NIHONBASHI 建築流儀.comはアーキッシュギャラリーによる運営です

LOOPCOURT NIHONBASHI
作品番号 1055【東京都中央区】
housing complex

内外に緩やかに連続するスタッコウォール

ネクタイの老舗企業の自社ビルで、低層部にオフィス、上層部に賃貸住宅、最上層にオーナー邸を配した複合ビルです。ネクタイを想起させる長いスタッコ壁は、外部では象徴的なファサードとして、内部では諸室を分割する印象的な間仕切り壁として、ゆるやかに連続しています。オフィスエントランスには2階会議室へ来訪者を自然に引き込むような大階段を配し、光の演出と共に印象的な空間をつくりました。また階段脇の壁に散りばめられた大小様々な開口部には、企業の長い歴史を感じさせる貴重な品々を展示し、エントランス空間をギャラリーとしても活用しています。パースのきいた奥行きある空間や高い天井などをうまくデザインすることで、都心の狭小地であることを感じさせない豊かな空間体験ができるよう、細やかな設計を施しています。また間仕切りを可動にすることで、将来にわたり多用途に空間を使えるようフレキシブルな空間設計としています。

エルアンドシーデザイン
村田基幸+安田綾香
MOTOYUKI MURATA + AYAKA YASUDA

Data

作品番号1055
エリア東京都中央区
規模・構造RC造10階建
敷地面積249.80 ㎡
延床面積1513.85 ㎡
施工フジタ

[Photo:プライズ]


総合的なデザイン力と建築家の役割

オフィスや賃貸などのパブリックユースと、オーナー住宅というプライベートユースが共存する本建築は、デザインを進める上で重視する点が複雑に異なります。また収益性や更新性、メンテナンス性、運営・管理面など意匠性以外にも注意深く検討を重ねる必要性があり、総合的なデザイン力とチームをまとめてプロジェクトを円滑に進めるコミュニケーション力が要求されます。長い工期の中たくさんの人がプロジェクトに関わり皆で一つの建築を作り上げる工程はとても印象深いものでした。こうして完成した建築が新たな歴史を刻み続けるためにも、建築家は社会に必要であることを改めて実感したプロジェクトでした。

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