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村田基幸+安田綾香 養老プロジェクト 建築流儀.comはアーキッシュギャラリーによる運営です

養老プロジェクト「究極のもてなし空間」
作品番号 1054【岐阜県養老郡】
Old folk house

築160年の古民家再生プロジェクト

築160年の古民家を全面改修し、日本の美しい文化を未来に継承していこうというプロジェクトです。岐阜県養老にある本物件は、伝統的祭礼である高田祭りの会所として利用され、地域に根ざした歴史的な場でもあります。自身の生家を思い出と共に残したいという、普段は東京で暮らす施主の強い思いのもと計画がスタート。その風格ある建築の印象を崩すことなく既存の古い材料をできるだけ再利用し、現代の解釈でデザインすることで、伝統とモダンを融和させた新しい空間を再生させました。さらに茶室や浴室の増築、庭園の再構築などにより、日常では味わえない贅沢な空間を創出することで、日本文化が持つ美しいもてなしの心を体現しました。
年々地域特有の祭事や文化が消えゆく中で、建築がその歯止めになると同時に人と社会との懸け橋になり、地方の活性化に繋げることがこのプロジェクトの重要な使命であると考え、敷地内にある蔵の改修など、現在もプロジェクトを続行しながら建築家として今何ができるのかを常に模索しています。

エルアンドシーデザイン
村田基幸+安田綾香
MOTOYUKI MURATA + AYAKA YASUDA

Data

作品番号1054
エリア岐阜県養老郡
規模・構造木造2階建
敷地面積803.40 ㎡
延床面積287.73 ㎡
施工種村建設

[Photo:村角創一]


建築の記憶をデザイン

古い建築の構造は予想以上に老朽化していたため、綿密な調査と設計に多大な時間と労力を要しました。建て替えも辞さないという選択もありましたが、建築に残された160年の歴史と記憶は何にも代えがたいとの判断により、古い構造材や床材・建具などの既存建材を可能な限り再利用することにしました。また新建材や耐震補強金物などを組み合わせることで、改修前に劣らぬ建築の風格や空気感を保ちつつ、建築性能を格段にアップさせました。そこには施主と設計者の思いに加えて、施工会社の高度な技術と熱意があったからこそこのプロジェクトが実現できたのだと思います。

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