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佐藤健治 愛されるクリニックを目指して 建築流儀.comはアーキッシュギャラリーによる運営です

愛されるクリニック しみず小児科・内科クリニック
作品番号 1104【東京都福生市】
Art and Craft

思いを形にした作品

この地で育った女性医師が、医療を通じて地域貢献をしたいという夢を実現するためのプロジェクトです。敷地内には診療所棟の他に病時保育所(改築)が併設されています。
外観は嘗てどの街にもあり、近隣住民に頼りにされていた「街のお医者さん、診療所」のようなイメージ、洒落たクラシカルな装いで、誰からも親しまれる感じにして欲しいというものでした。打ち合わせを重ねる中で、このプロジェクトや地域医療への熱意に触れ、外観には是非その思いを織り込み、来院する患者やその家族に医師の人柄を感じてもらえるような形にしたいと考えました。そこで、19世紀末ウィーンで花開いたセセッションスタイルで凛とした佇まいを、エントランスには放物線ヴォールトを施し、信頼、優しさ、肌理細やかさを表現しました。二つの造形表現を融合することで、医師の人柄や思いが伝わればと考えました。

一級建築士事務所 矩須雅建築研究所
佐藤 健治
KENJI SATO

Data

作品番号1104
エリア東京都福生市
規模・構造木造平屋建
敷地面積424.21 ㎡
延床面積231.96 ㎡

[Photo:畑亮]


愛されるクリニックを目指して

少人数の女性だけで運営するために、診察、治療、事務処理の効率化が求められました。患者と従業員の動線、診察、治療に関するシミュレーションが重ねられ、プランが深められてゆきました。
管理上、最も重要視されたのが患者の状況把握です。しかし、一般的な病院に見られる効率化重視の管理者目線では患者にとって快適な空間とはなりません。そのため、職員の目線が患者から感じづらくなるように適度な緩衝材を設けたり、壁面を雁行させて変化を与え居心地のよいスケール感となるよう工夫しました。 待合のベンチは患者への思いが凝縮されたもので、具合が悪い人が座っても、極力体に負担が掛からないように検討を繰り返し製作されたものです。肘掛は触り心地や安全性に配慮して丸く削られ、座面は子供やお年寄りが腰掛けやすいように低めになっています。 しみず小児科・内科クリニックは地域医療のあり方について徹底的に考えられ、運営される診療所なのです。

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