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佐藤健治 ビルトインガレージ 建築流儀.comはアーキッシュギャラリーによる運営です

ビルトインガレージ
作品番号 1102【埼玉県さいたま市】
Built-in garage

路地状敷地に建つガレージハウス

敷地は路地状で、路地は接道から13メートルと長く、奥に向かって1.2m程下っています。下りきると四角い形状となりますが、周囲を隣家の擁壁に囲まれており、更にその敷地自体にも700程の段差がありました。この複雑で閉塞的な環境をどのように解決し、安全で快適な住空間を創造するかが大きな課題でした。
車の軌跡のシミュレーションを重ねましたが、思いの他切り返しに面積が必要なことが判り、それに必要な面積と住まいを建てる範囲とのバランスが最も難しい問題でした。また、敷地内段差をどのように処理するかが大きな課題でした。
その難題を解決するために1階を鉄筋コンクリート造とし、スパンを飛ばして車動線を確保しました。また、コンクリートの基礎梁を擁壁、土留めとして用い、敷地内の段差処理を行いました。崩れる恐れのある隣家の擁壁側に壁面を設け、大きな地震にも対応した安全性の高い住まいとしました。

一級建築士事務所 矩須雅建築研究所
佐藤 健治
KENJI SATO

Data

作品番号1102
エリア埼玉県さいたま市
規模・構造RC造 + 木造2階建
敷地面積182.48 ㎡
延床面積143.74㎡ ㎡(駐車場別)
施工アーキッシュギャラリー

[Photo:馬場隆]


立体空間の住まい

内部はホールから少し下って1階、階段を上って2階へ向かうスキップフロアになっています。これは敷地の段差を内部に生かす試みで、通常負担になる上下への移動を軽減し、更に空間が立体的に楽しめるという利点があります。
1階は半地下となっており、玄関ホールを数段下ると正面に書斎、右手に主寝室、ウォークインクローゼットがあります。数段下るので天井は高くなりますが、実際の感覚としては“深さ”が強調され、心理的には家に守られているような安心感が生まれます。
上階への階段は光に導かれるような設えになっています。2階は中庭を中心としたコートハウスで、LDK、主婦室、子供室、浴室等の水廻りがあります。中庭を取り込んだ一体感と回遊性が同時に楽しめる豊かな住空間となっています。光の注ぐ中庭を介して何時も家族が感じられる“繋がり”の深い住まいになったと思います。

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