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林寛行 新通の住宅 建築流儀.comはアーキッシュギャラリーによる運営です

新通の住宅
作品番号 1096【新潟県】
one‐story house

下に広がる吹抜空間

新潟市内のご夫婦のための住宅です。敷地は水田を住宅地に開発した新興住宅街のに位置します。周囲に一般的な2階建て住宅が多く立ち並ぶ中、ひときわ低くフラットな平屋の住宅を計画しました。
新潟市内は通常山間部ほどの積雪はないのですが、数年に一度50㎝以上の積雪があることが考えられるので、エントランスを地盤より1メートル程度上げ積雪時のアプローチに配慮し、また冬季には雨天が多いため大切な車を保管するインナーガレージを設けています。窓が少なくプライバシーを重視した外観ですが、それとは裏腹に、内部は室内と一体化した2つの中庭を持ちインテリアは明るく光に満ちた空間になっています。
天井はフラットで家中を連続していますが、ホームシアターを持つリビングのみ床を1mほど下げました。それによりリビングは、視線の高さに変化を与えインテリアにボリューム感とメリハリをもたらす「下に広がる吹抜空間」となり、住宅全体を特徴づけています。寒冷地において外断熱工法を用いているのも建物の特徴のひとつです。

一級建築士事務所ハヤシラボラトリーズ
林 寛行
HIROYUKI HAYASHI

Data

作品番号1096
エリア新潟県
規模・構造RC造平屋建
敷地面積234.59 ㎡
延床面積115.78 ㎡


軟弱地盤にしっかり根を張る

水田を開発した新興住宅地であるため、平屋の建物でも杭工事は必須となりました。この計画では先端羽根付鋼管杭を建物基礎下9メートルまで50本施工、杭の深さ、位置に関して細心の注意を払いました。また外壁に型枠兼用のGRC外断熱パネルを採用しました。
GRC外断熱パネルとは、ガラス繊維で強度を確保したセメント板に断熱材を圧着した工業製品で、外壁仕上はコンクリート打放のような雰囲気ですが、実際は上記のセメント板の素地となっています。この工法を用いることにより合板の型枠は不要、外壁側の型枠はセメント板そのままのシンプルなグレー色のデザインとして建物に残るため、廃棄物が少なく環境に配慮でき、コストを抑えて外断熱工法を実現しています。
本件では特に外観をコンクリート打放の雰囲気にすべく、幅広のパネルを用いPコンがデザインとして見えてくる工法を採用しました。

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