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03WORKS
作品番号 2033【愛知県豊川市】
auto‐repair shop

受け継がれるモータース

区画整理によって移転することになった自動車修理工場の新社屋。半世紀以上地元に愛され続けた昭和のモータースをいかに次代のモータスへと受け継ぐかが主題となりました。
古くからのお客さんになじみある、昔ながらの店舗兼住宅のように、店から入って奥に事務所のある型式。周囲の住宅と合わせたボリュームに分節された外観。旧社屋と同様の切妻屋根、庇の採用は、区画整理で一新される新しい風景の中で、地域の人の記憶と店主と地域の繋がりを次代へ紡ぐため、必然的に継承された型式です。
過去、現在、未来を表す3つの屋根は、この地域に立ち並ぶビニールハウスや遠景の山並みと呼応し、昔からある風景の一員として再びこの地に根を下ろしています。

半谷彰英建築設計事務所
半谷彰英
AKIHIDE HANYA

Data

作品番号2033
エリア愛知県豊川市
規模・構造重量鉄骨造2階建
施工竹工建設

[Photo:杉野圭]


次代へ繋がる価値

全体の計画と同様に、材料、構造に於いても旧モータースの持つ魅力を受継ぐという事を念頭に材料、構造型式は決定されています。 昔の車と全く同じ物が現在ではつくれないのと同様に、時代の進歩は、耐震性、機能性の更新を余儀なくされる事になります。工場としての経済性をクリアした中で、旧社屋を参照しつつ現代性の付加が求められました。 ここでは、工場で一般的な折半屋根を用いながらも、山形のまま建物奥行き方向に傾ける事で複雑な形体とシンプルな機能性(雨水排水性)を両立しています。あるいは、建物前面開口上の庇は、旧工場の木造庇の形をより堅牢な鉄骨でトレースしています。 特別な技術や材料に頼ること無く、従来の技術や材料の使い方を少し更新してみることで、古きから現代、未来へと繋がる新たな価値が生み出されることを期待しています。

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